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福井の漆器アトリエ「ろくろ舎」展示会 2018/12/24

2018年12月24日、福井県の伝統工芸を現在の食卓スタイルに合わせて新たな器へと創造する「ろくろ舎」と、日本酒の名店「燗の美穂」をお招きし美味しい日本酒とお料理が楽しめる漆器の展示会を開催しました。酒器としては珍しい漆器のカワイイおちょこで美味しい日本酒を楽しめる内容でした。

[展示会趣旨]
漆器は現代の私たちの生活スタイルから遠ざかってしまった伝統工芸の一つです。一度なくなれば復興できることなく過去のものとなってしまいます。福井県鯖江市にあるろくろ舎を通して、「漆器の素晴らしさ」を伝えるだけでなく、「今の食卓スタイルに合う伝統工芸の新しい楽しみ方」を提案したいと考えを基に開催しました。

漆器は本来は分業で幾つかの工程を経て作られます。職人さんが一つ一つ手作業で木を削り出して作ります。安価なプラスチック製の工業漆器とは違い、ろくろ舎の漆器は木のぬくもりと職人さんのハートが感じられ、これを用いる食事はより特別なものとなるはずです。

[ろくろ舎について]

ろくろ舎は福井県鯖江にあります。伝統的な丸物木地師である酒井義夫氏のアトリエです。器だけでなく間伐材を活用したオシャレな植木カバーや工業製の漆器廃材を原料にしたピアスなど、斬新なプロダクト制作をする面白いアトリエです。

http://rokurosha.jp

展示会では制作の裏側が少しでも分かるようアトリエの風景をパネルや動画で伝え、14個の器を工程順に並べ塗りの工程経過を見ていただきました。
また、器の形や色を選べる「マイお椀」のオーダー会、「オンリー椀」を開催しました。
他、二組の演奏家をお招きし、ギターとピアノの弾き語りライブも行いました。

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