丼池繊維会館をせ再生するプロジェクトは平成23年にいったんスタートしたが機が熟さず中断。その後平成26年夏に新たな理事に組織変更し、新たなメンバーを迎えて再スタート。
その際に深めた議論が「何のために再生するのか？」ということ。
地域サロンや繊維卸業の互助会的な意味合いを持って存在した会館建物、建築以来90年の期間、一定の役割を果たし、繊維業界の盛衰とともに、事実上空白の20年を余儀なくされた後、今再生する目的はやはり「街のリノベーション」だった。
丼池の特徴は服飾関連の素材を供給すること。この特徴を資源として活用することができ、新たな人を流入させることができる人たちに使ってもらいたい複合ビルへとコンバージョンすることを目的として確認し合い、この再生プロジェクトが再スタートした。