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PUGMENT POP UP 回想録 2022/10/8~10

PUGMENTのPOP UPを開催しました。(2022/10/8~10)

複眼的なアプローチでファッションを提案するPUGMENTは現代アートシーンでも注目を浴びるファッションレーベルです。

今回のコレクションは「地球の温暖化が進み、紫外線が降り注ぐ未来の東京」を舞台にしたストーリーを軸に制作されたものです。気候変動により人々の生活が大きく変わり服が生産できなくなる未来に、紫外線により服が白く退色することを想定し、素材には白や生成り、ベージュ、薄いグレーを中心とした古着を収集したそうです。そこへ、遠い未来から見た現代の文明、自然、生活様式や太陽をモチーフにした図柄が施されています。

壁にある写真作品では、舞台に生きる人々が、かつての住居を探索して衣服を中心とした生活物資を収集しに行く様子や、紫外線により白く退色した衣服に絵を描きファッションを楽しむ様子、日が暮れて帽子やマスクを外し、お気に入りの服を着て開放感に浸る様子などを表しているそうです。

 

ファッションレーベルPUGMENT (パグメント)プロフィール:

1990年生まれの大谷将弘 (おおたに・まさひろ) と今福華凜 (いまふく・かりん) により、2014年に東京で結成。人の営みを通して服の価値や意味が変容していくプロセスを観察し、服の製作工程に組み込む。2017年よりコレクション開始。既にある価値・環境・情報について別の視点を持つための服を発表する。主な発表として「Never Lonely」タカ・イシイギャラリー コンプレックス 665 (東京、2020年)、「写真とファッション 90年代以降の関係性を探る」東京都写真美術館 (東京、2020年)、「MOT アニュアル 2019 Echo after Echo:仮の声、新しい影」東京都現代美術館 (東京、2019年)、「1XXX-2018-2xxx」KAYOKOYUKI / Utrecht / n id a deux (東京、2018年) などがある。「Unseen Amsterdam」(アムステルダム、2017年) では、写真家の小林健太と協働しパフォーマンスを実施。

 

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