丼池繊維会館1階、丼池筋沿い南側に、讃岐うどん屋の「Udon Kyutaro (ウドン キュータロー)」があります。
讃岐うどんに魅せられた店主太田博和さんは高松の「うどんバカ一代」で3年、丸亀「よしや」で3年修行した後、2017年10月にUdon Kyutaroをオープンしました。いりこの香るだしや麺は讃岐伝統を守りつつ個性的なメニューも並びます。
ここならではの個性派をいくつか挙げると、イリコを使った自家製オイルで味変の楽しめるつけ麺「イリコオイルのつけ」、煮込んだ宮崎ブランドポークのモモ肉と炙ったバラ肉が大胆に乗った「ABURI」、海苔の天ぷらとキーマカレーという斬新な組み合わせのカレーうどん「iki」などがありとても魅力的です。飽きが来ず毎回何を選ぶか楽しみになります。
麺は伝統製法の「宵練り」といって、前日に練って踏んでから一晩寝かせます。翌朝もう一度踏み、丁寧に手切りします。粉と塩水を混ぜるのも手作業です。画一的で味の面白みが減る機械麺とはやはり食べた時の印象が違ってきます。だしは毎朝、伊吹イリコと利尻昆布、ウルメと鯖とメジカの混合節を合わせて引きます。仕上げはほんのり甘めです。
この日の筆者のチョイスは「肉すだち」です。すだちの酸味がだしに自然に合わさりとても爽やかで美味しいです。すだちの入荷する時期だけの限定メニューです。すだちも食べられます。すだちに含まれるクエン酸は疲労回復に役立ちますし美肌に良いビタミンCも豊富なので嬉しいです。
トッピングは一つ100円で、博和さんのお母様手作りのコロッケや天ぷらなどが選べます。ご飯ものではおにぎりが一個50円、稲荷寿しや炊き込みご飯は100円です。
筆者はよく香川伝統の「えび練り天」やうどん屋にはあまりないイカのゲソ天、春菊と小エビの天ぷらをチョイスします。
あまから手帖の表紙を飾ったこともある話題店です。
お酒も頂けます。6種類から選べます。土曜日はお酒とうどんと天ぷらを楽しむお客さんが必然と多くなります。
オーナーの太田博和さんと里実さんです(笑)。
Udon Kyutaro (ウドン キュータロー) 店舗情報
立ち食いスタイルで10席あります。
■営業時間
7:00~10:00 →「あさキュー 400円」が食べられるのはこの時間帯のみ
11:00~15:00
※10:00〜11:00は閉店
※麺売切れ次第終了
■定休日
日・祝
■電話
080−2516−2680
※臨時休業や特別開業の日のお知らせは、Facebookやインスタグラムやツイッターで確認いただけます
https://www.facebook.com/udonkyutaro/
https://www.instagram.com/udonbakahiro_kyutaro/
https://twitter.com/UdonKyutaro
ちなみに店舗設計は丼池繊維会館3階の柳原照弘設計事務所によるものです。