OSKの2階に2019年4月に小さな本屋さんがオープンしました。
toi booksです。
https://mailtotoibooks.wixsite.com/toibooks
小窓にかかるカーテンにもtoi booksの印字があって可愛い!
toiの意味をつい考えてしまいます。なんだと思いますか?
おもちゃのトイから来ているのかな〜など色々考えましたが、「良い本は答えだけでなく何か良い『問い』をあたえてくれるもの」という思いから問いを使った名前にしたそうです。店名自体もなぞかけをしているようで何だか楽しいですね。
文芸書、新書、古書、絵本、エッセイ、小説、写真集、多様にあります。
持っているだけでも癒される装丁の美しい本もありました。
本棚のカテゴリ分けが面白いです。作家やジャンルではなく、店主磯上さんの独自の目線でまとめられています。「読んだら最後」、最後どうなるっていうのだろう、興味がそそられますね。
[小さな世界]
[仕事ってなんだろう]
[近くて遠い、そんな関係]
[記憶はどこにある]
こちらは本を適当に開いてみて一瞬間で涙が出そうになった。友達のプレゼントに買った一冊。自由で伸びやかな線で描かれたイラスト集でもあり、それと合わせて詠む胸キュンな短歌集、「100年後あなたもわたしもいない日に」。本のカバーにトリミングされた小窓がついているように、ページ内にも自由にトリミングがあって、遊び心が楽しい。
シンガソングライター吉澤嘉代子さんの歌「残ってる」が好きな人ならわかるはず。
他にも色々気になる本がたくさんあって・・・。
取材という名目を忘れて本探しに没頭しだす始末。
磯上さんにオススメを聞いて紹介してもらった一冊。2コマ漫画。これははまりそう!
店主の磯上さんです!
「一番好きな作家さんは誰ですか?」と聞いて教えてもらったのが、大前粟生(おおまえ・あお)さんでした。この棚の上段2段に著書が並んでいます。
私は短編集の「回転草」を購入しました。表現が独特。感じたことのない感情を覚えたり衝撃が走ったり。今まで読んだことのない類の本でした。
本に合わせてぬいぐるみが飾ってある画も楽しい。
大きい書店に行った時には店員さんに話しかけながら本選びをすることなんてそうないと思いますが、小さい本屋さん、店主が選んだ本だけが並ぶ本屋さんだけに、オススメや手に取った本の感想を聞きながら買えるのが面白いです!普段だと自分のセンサーには引っかからなかった本を通して自分の知らない世界と出会えます。
toi booksはOSKビル2階にあります!
OSKビルは、丼池ストリートにあります。丼池ストリートは、本町駅12番出口を出て東側(右方向)に歩き、商店街を過ぎた次の角を南に折れるとあります。丼池ストリートに入ってすぐ東側(中央大通りを背に左手)にOSKビルはあります。
OSKビル正面左側の入り口から階段を上がってください。
2回の通路の奥にtoi booksはあります。
toi books information
〒541-0056
大阪府大阪市中央区久太郎町3丁目1−22 OSKビル204号室
OPEN 12:00~19:00 / 定休 木曜日
https://mailtotoibooks.wixsite.com/toibooks